ウェブサイトを制作している人にとって、なるべくコーディングの時間を短縮したい、というのは共通の願いです。
HTMLをまとめて一気に生成するzen-codingなども、こうした要望から生まれたのだと思います。あるいは以前紹介したWPプラグイン「WP HatenNotation」なども、コーディング速度をあげてくれます。
とはいえ、こまかい部分での修正など、結局は地道にHTMLタグを手打ちしなければならない場面も多くあります。そんなときに役立つ小技として「HTMLタグをIMEに登録しておく」というものがあります。
HTMLタグをIMEに登録する
具体例を示したほうが早いと思いますので、実際に私が使っているものを一部紹介します。
- ああ → <a href=””>
- あ → </a>
- h → <h3>/h3>(または<h4></h4>)
- いめ → <img src=”” alt=””>
上記のように、特定の文字を変換した際にHTMLタグが変換候補に表示されるように設定しておきます。こうしておくことで、タグ打ちがとても楽になります。キーボードから手を離さずに入力できるということもあり、個人的にはHTMLエディタなどについているタグ挿入ボタンよりも重宝しています。
もちろん変換ルールに関してはきまりはありません。自分がわかりやすいように登録してもらってOKです。興味のある方はぜひいちど試してみてください。
ちなみに検索してみると、私以外にもこうしたタグのIME登録をされている方が結構いて驚きました。やっぱり人間考えることは似てくるものですね。以下のサイトなどはIME辞書の公開もされていますので、自分でルールを考えるのが大変という方におすすめします。