海外SEOブログさんの記事を参考に、パンダ・アップデート(ファーマー・アップデート)の対策を実行してみました。
ちなみに元記事でも紹介されていますが、パンダ・アップデートとは米国のGoogleで先日行われた、「コンテンツ価値の薄いページの検索順位を低下させる」ことを目的としたアルゴリズム更新になります。
もっともパンダ対策をする以前に、このサイトは謎のGoogleペナルティを受けているので、あまり意味がないかもしれませんが。
たぶん、SEOもっとさんが受けたペナルティと似たような状態だと思うのですが、いまいち原因がわからないのですよね。。。
このペナルティについては後日落ち着いたら記事にしたいと思っていますが、どちらにせよこれからのGoogleの好むサイトにしておくのはSEO上価値があるはずです。
そんなわけで、行ったパンダ対策の一覧を紹介しておきます。
パンダ・アップデート対策で行ったこと一覧
noindex, follow metaタグの追加
もともとコンテンツファームが話題になった頃から、カテゴリやタグの一覧ページがインデックスされるのは少し気になっていました。
記事の一覧ページというのはコンテンツそのものを含んではいないので、Googleが好ましく思わないだろう、と感じていたからです。
それでも今までは放置気味だったのですが、この機会に修正に取り組むことにしました。
といっても、このサイトはWordPressで構築されていますので、そのままだと特定ページにのみmetaタグを追加ということはできません。
そのままheader.phpにmetaタグを追加すると、全ページに記述されてしまうからです。
でどうやるのかと思案していたら、導入済みの「All in One SEO」にちゃんと項目がありました。ちゃんと導入時によく見ないとダメですね。
All in One SEOでのnoindex, follow metaタグの追加方法
- 1.ダッシュボードにログインし、「設定」→「All in One SEO」をクリックします。
- 2.「Use noindex for Categories」、「Use noindex for Archives」、「Use noindex for Tag Archives」にチェックを入れます。
- 3.「Update Options」をクリックして設定を保存します
以上で、カテゴリ、アーカイブ、タグのそれぞれのページにが追加され、「インデックスはされないが、クローラーの巡回は行われる」状態になります。
なお、このサイトではすでにタグページ以外はちゃんとチェックが入っていました。
なので、今回の作業ではタグページだけ修正を施したことになります。
不要な投稿タグの削除
また利用しているタグの数を確認してみたところ、50近くに上りました。これはちょっと多いかな、ということで不要なタグの見直しを考えました。
もともとSEOの薬箱さんの「「タグクラウド」と「カレンダー」を非表示にする理由」などの記事もあってタグクラウドの設置などはしていませんでした。
なので、いっそタグ自体使わなくてもいいのかな、と考えたりもしました。海外SEOブログさんも、いまはタグ使ってないみたいですし。
ただカテゴリだけにしてしまうと、たとえば「ロリポップ関連の情報がほしい」というときに、レビューとニュースなどがをバラバラに検索しないといけないので、ちょっと不便かな、と。
そこで「共用サーバー」「VPS」などのごく基本的なタグと、あとサービスブランドに関するタグだけは残すことにして、その他のタグを削除しました。
これでタグ数が50→30に減り、大分スリム化できました。
WordPressの管理ファイルへのアクセスを禁止
robots.txtで、WordPressの管理ファイルへのアクセスを禁止しました。
このサイトは /wordpress 以下に構築してありますので、次の記述を追加しました。
User-agent: * Disallow: /wordpress/wp-admin/ Disallow: /wordpress/wp-includes/ Disallow: /wordpress/wp-content/
今後について
あとはサイトの高速化に少し手を出したいかな、というところです。
各サービスのデータ一覧とかは、MySQLに放り込んだデータベースから引っ張ってきているのですが、これがたぶんページの表示速度を結構落としているので、できる範囲で高速化の工夫を行っていきたいと思います。