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Sabakura Blog - Part 6

WordPressサイトをサブディレクトリからサブドメインに移転する際の注意点

先日、このブログのURLをサブディレクトリ形式からサブドメイン形式に変更しました。ちょっとこの移転に際して困ったことがあったのでメモしておきます。

サブディレクトリからサブドメインに移転する手順

ここではドメイン直下の「http://******.com/blog/」ディレクトリにインストールしてあるWordPressサイトを「http://blog.******.com」というサブドメインに移転する場合の手順を解説します。

ダッシュボードでの設定

  1. WordPressにログインします。
  2. ダッシュボードの「設定」→「一般」を開きます。
  3. 「WordPress アドレス (URL)」に新しいサブドメインのURL「http://blog.******.com」を入力します。
  4. 「サイトアドレス (URL)」に新しいサブドメインのURL「http://blog.******.com」を入力します。
  5. 「変更を保存」をクリックします。

自分がトラブルにはまったのはここで、サイトアドレス(URL)はサブドメインに設定するが、WordPressアドレス(URL)は本来のサブディレクトリに設定するのだと勘違いしていました。

そうではなく「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」の両方ともに新しいサブドメインのURLを入力します。

ダッシュボードの設定

リダイレクトの設定

上記でサイトのアドレスそのものの変更は完了していますが、これまでのURLでアクセスがあった場合でも新URLに飛ぶようにリダイレクト(転送)を設定します。

リダイレクトを設定する方法は幾つかありますが、今回は.htaccessを使います。
なお「.htaccess」の詳しい使い方については「.htaccess活用法(6)」などの記事も参考にしてください。

  1. サーバー上の.htaccessファイルをダウンロードします。
  2. 下記のようにリダイレクト設定を記載します。※「******.com」のところはそれぞれの独自ドメインを入力してください。
    Redirect Permanent /blog http://blog.******.com/
  3. 保存した.htaccessをアップロードします。

それぞれの記事個別のURLのリダイレクト設定を記載しなくても、上記の設定をするだけでサブディレクトリ以下の記事はすべてそれぞれのURLに転送されます。

超簡易な検索順位チェックの方法

以前、FerretRCの無料版が終了し、有料の正式版に移行したことを記事にしました

で、結局検索順位ツールになにを使っているかというと、じつは順位チェック自体をほとんど止めてしまいました。大まかな検索順位の変動はウェブマスターツールでも確認できますし、それで十分だと思っていました。

というのも最近のGoogleの変動を見るかぎり、こまめに順位チェックをして一喜一憂するよりは、愚直にコンテンツを充実させる方が良いと感じるからです。(私はSEOの専門家ではないので、また違う意見もあるとは思いますが)

しかし。

ここ数日アクセス解析を見ると一部ページのアクセスが大きく減少しており、急遽いくつかのキーワードの順位を確認したくなりました。
こういうとき、順位チェックツールがないととても面倒です。いちいち検索してページをめくりながら、何番目か確認するのはあまりに面倒です。

というわけで、超簡易な検索順位チェックの方法を作りました。
記事にするほど大層なものでもないのですが、誰かの参考になるかもしれないのでまとめておきます。なおFirefoxのみの方法ですのでご了承ください。

超簡易な検索順位チェックの方法(Firefox)

  1. greasemonkeyアドオンを導入しておきます。
  2. 株式会社ディーボさんが公開されている「検索順位番号表示プログラム」のスクリプトをインストールします。(Yahoo、Google、Bingそれぞれのためのスクリプトが用意されています)
  3. 個人の環境による順位変化(パーソナライズド)を避けるために、Firefoxのメニューから「プライベートブラウジングを開始」をクリックします。
  4. Googleの検索設定を開き、「ページあたりの表示件数」を「100」に設定します。
  5. 検索ボックスにキーワードを入力して検索すると、検索結果に順位が表示されます。
  6. あとはページ内検索で自分のドメイン、またはチェックしたいページのURLを検索すれば、順位がわかります。100位以内にない場合は、2ページ目以降でも同様にページ内検索を実行してください。

上記はGoogleの場合を例に説明しましたが、Yahoo!やBingでも同様にチェック可能です。
とても単純な順位チェック方法ではありますが、いざというときのために簡易なチェック方法を知っておくと便利かもしれません。

スクリーンショットを撮影&その場で編集できるアドオン「FireShot」がメチャクチャ便利

最近Firefoxで「FireShot」というすごく便利なアドオンを発見しました。
スクリーンショットを撮影して、しかもその場で編集できるアドオンなのですが、有名な「Awesome Screenshot」などで不満に思っていたことがすべて解消されていて、感動するほど便利です。
このアドオン、紹介しているサイトがまだ少ないようでしたので記事にしてみました。

FireShotのポイント

他のキャプチャ系アドオンと比較してのFireShotのおすすめポイントは以下のところです。

  • 最初からキャプチャ範囲の矩形選択ができる
    (Awesomeだと全体をキャプチャしたあとトリミングする必要があって面倒でした)
  • ページ全体のキャプチャ(スクロールキャプチャ)ももちろん可能
  • 画像につけたコメントをあとから編集できる
    (Awesomeだと一度入力が終わると再編集ができませんでした)
  • 画像にコメントをつける際のフォントが自由に選べる
  • 挿入した図形(シェイプ)の背景、影、透明度、枠色などをこまかく指定可能
  • 他の画像との合成ができる
  • そのまま自動でサーバーにアップロードもできる(有料のPro版限定)

Awesomeに比べての唯一の難点は「ぼかし」編集ができないことですが、個人的にはぼかしたいところは、灰色の矩形を乗せてしまえばいいのであまり気にしていません。

これまではスクリーンショットの細かい編集はキャプチャ後にFireworksで行っていたのですが、もう今後はFireShot一本で行けそうな勢いです。

Fireshotのインストール

通常のFirefoxアドオンのインストール手順で大丈夫です。下記リンク先から「Add to Firefox」ボタンをクリックしてインストールしてください。

・FireShot – Webpage Screenshots: Capture + Annotate

FireShotの使い方(基本編)

FireShotは、ナビゲーションツールバー、アドオンバー、右クリック(コンテキストメニュー)のいずれかから起動できます。
ここでは個人的に一番使いやすいと思う、右クリックからの起動で説明します。

  1. キャプチャしたいページを表示させ、ページ内余白で右クリックします。
  2. 「FireShot」→「選択された範囲をキャプチャして…」と進みます。
  3. 「編集」をクリックします。

キャプチャだけで良い場合は「保存」をクリックします。
Fireshotでスクリーンショット

  1. 「FireShot」ウィンドウがブラウザとは別に起動します。
  2. コメントを挿入したい場合は、画面上部の「T(Text)」ボタンをクリックし、画像の上でクリックして文字を入力します。

Fireshotで画像編集

  1. 文字のフォント、サイズ、色、背景などは、右側に表示されるパレットで操作します。

テキスト編集

  1. 編集が終わったら「Save」ボタンをクリックし、保存を行います。

以上がFireShotの使い方となります。
とにかく編集の自由度の高さが魅力的なアドオンなので、ぜひ利用してみてください。